全女会・四国ブロック会議を開催しました①

報告が大変遅くなってしまいましたが、
8月23日(火)にメルパルク松山にて、全女会・四国ブロック会議を開催しました。

 

今回の担当地はここ愛媛県です!
コロナ禍ではありましたが、感染症対策を万全に準備し、久々に会場に集う形で会議をすることにしました!

 

*開会行事*

 

開会行事では、

 *愛媛県知事代理 県教育長 田所 竜二 様 

 *愛媛県教育委員会教育長代理 県教委社会教育課長 水田 寿雄 様 よりご祝辞をいただきました。

 

公務ご多忙の中、四国ブロック会議にご臨席いただきまして、本当にありがとうございました!

 

 

*講 演*

【演題】「私たちの暮らしとSDGs~これからの暮らしで大切にしたいこと~」
【講師】えひめ千年の森をつくる会 鶴見 恵子 様


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<講演内容>

◆私たちの暮らしとSDGs
①食物のこと=食品ロスを減らす。調理の仕方・素材を丸ごと使う工夫等。
②水のこと=水を汚さない。洗剤・石けん等は自然に分解するものを。古着は切って拭き去り布として利用しよう。
③プラスチックのこと=魚等が食べたりすることで、まわりまわって人間に返ってくる。適切な処分を。
④再生可能な商品のこと=自然素材でできているもの。環境への負担が少ないものを使用しよう。

◆できるところから実践を
日々の生活を見直し自分にできる・継続できることから試してみよう

◆終活へ向けてSDGsを意識しながら家の中を整えていきましょう
今使っているもの、思い出の品や未来へ託すものを、自分流の選択肢を探して実行に移そう。

◆これからの暮らしの中で大切にしたいこと
自分で発見し、いつもと違う体験を行ったり、違った視点から考察したりして、自分磨き等、学びを広げよう。

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鶴見先生、素晴らしい講演をありがとうございました。またぜひお願いします!!

 

 

*研究協議*

今年の四国ブロック会議のテーマは、『四国で共に学びつながりあい 次世代につなぐ持続可能な社会を目指して-SDGsの実現-』です。
研究協議では、下記の2つの課題について協議しました。

 

① SDGsへの取り組み

② 「四国は一つ」への提案・それを実現させるためには

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<徳島県>
テーマ①②「活力ある四国をめざして」
〇未来への分岐点となる2030年に向けて、1万人の意識調査の結果から、人と人が心温かくつながり、地域づくりに取り組み、徳島県だけでなく四国がひとつになるように情報交換をしていきたい。
〇また、徳島県の小さな行動が大きなブームメントになるように、四国をひとつにつなげていきたい。

 

<香川県>
テーマ①「台所から見えるごみ問題~日常生活の中でできること~」
〇環境問題について、令和3・4年度に、市婦連として研修会を開催し、会員の意識高揚と今後につながる取り組みの実践を確認した。
・令和3年度会員研修会「台所から見えるごみ問題―まちと海のつながりから考える―」
・令和4年度会員研修会「SDGsの視点からみた食品ロス問題―日常生活の中でできること―」

テーマ②「四国はひとつへの提案・それを実現させるためには」
〇四国ブロック会議について、会員参加型を提案したい。私たち婦人団体も、社会の変化に合わせた知識や技能を身につけ、創意に満ちた自発的な活動をするようになってきた。そこで一つの協議形態を提案したい。参加者が班ごとに分かれ、ワークショップ、バズセッション等を用いながら四国四県がひとつになるテーマを考え、各県がこのテーマに取り組み、次年度に発表するというのはいかがだろうか。


<高知県>
テーマ①「SDGs次世代へ連綿と受け継がれていくもの」
〇時代や環境に合わせて変化してきた地域の食文化、慣習、人々の意識も、県固有の文化といえる。今現在、世界状況での節電や使い捨てプラスチックの削減といった“SDGsのための行動”が求められるようになった。高知県婦連として当たり前だった価値観の変化なしに行動を続けていくことは難しい。しかし、私たちが抱える文化を見つめ直し、次世代へつなげていく食文化の継承の方法が必要である。古くから連綿と受け継がれてきたものだけでなく、地域の習慣や意識も高知県固有の文化として活動していきたい。

テーマ②「四国の仲間と共有しよう」
〇高知県にはあまり知られていない感動する場所や文化が数多くある。四国全体にも隠れた名所がまだまだ沢山ある。四国がひとつになり、隠れた観光穴場を共有し、コロナ禍が過ぎ去った後、沢山の人に来ていただけるような活動をしよう。


<愛媛県>
テーマ①「できることをできる形で活動」…
〇SDGsブローチ作成
〇ほりだしもん市(年3~4回、自宅にある衣類、食器、遊び道具、家具、出荷後の畑の野菜等を販売)
〇イベント参加者へのお接待(テイクアウト用お弁当づくり⇒地元食材を使用、テイクアウト用袋⇒ポスターやパンフレットで手作り
〇余っているクリアファイルを利用したマスク入れづくり(役場で眠っているクリアファイルを活用)

テーマ②「四国はひとつへの提案・それを実現させるためには」
〇今は情報をすぐにインターネットで調べることが主流となっている。そこで四国四県で婦人会活動の情報を発信・共有するために、四国全体のホームページを作ることを提案したい。愛媛県でのホームページの反響からも、インターネットを使った情報発信は必要だと強く感じる。四県の婦人会活動や、わが街自慢、郷土料理、伝統行事等を掲載するホームページを作ることで、“四国はひとつ”への想いが強くなり、活動の視野も広がるのではないだろうか。

 

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長くなりましたので、全女会・四国ブロック会議を開催しました②へ続きます!

2023年03月22日