こちらでもお知らせしたとおり、
7月12日(月)に大洲市総合福祉センターにて、南予地域婦人教育研修会を開催しました。
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✿ おもてなし
座席に着くと、資料と一緒に折り鶴が置いてありました。
大洲市連合婦人会の事務局さんが鶴の折り方を会員さん達に教え、有志のみなさんが参加者のために折ってくれたとのことです。
こうした日本人の心である「おもてなし」を感じれるのは、とても嬉しいです。
✿ 開会行事
開会行事では、ご来賓の
大洲市教育委員会教育長 東山 宏 様よりご祝辞をいただきました。
ユーモアたっぷりの教育長さんのお話に、会場の雰囲気が一気に明るくなりました。
✿ 講演 「大洲市の歴史的資源を活用した観光まちづくり」
大洲市商工観光部 観光まちづくり課 専門員 村中 元 氏 (一般社団法人キタ・マネジメント)
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<内容>
1 はじめに
2 大洲市の現状・課題
3 持続可能な地域づくりとは
「地方創生」
「まち・ひと・しごと創生」
4 持続可能な地域づくりのポイント
(1) 仕組みづくり
この地域にしかない資源を活用してまちにしごとをつくる。
地域資源 × 新たな価値 × ひと(事業者)
(例)町並み × 分散型ホテル
文化財 × ディナー
シルク × 化粧品
(2) 未来への種まき
地域の未来のために応援する
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これまで大洲市の観光戦略に係るさまざまな計画を作成し、地域DMOの設立、文化財の歴史的資源の活用事業などを行ってきた村中先生。
現在も地域の持続的な発展のためのまちづくりに尽力されています。
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「まち・ひと・しごと」この3つのワードがつながり、一過性でなく持続可能な仕組みが生まれる。
未来への種まきを可能にするには「先駆者たち=人の力」が最も大切で重要かつ不可欠な存在。
大洲市の古い町並みを利用して、古民家をホテルや飲食店へと改修しながらのまちづくりは、先住者が大切にしてきた暮らしの文化や建造物の価値の灯を絶やさないようにしたいという想いがある。
これらの想いと共に、次の世代へ最高のバトンをつなげる環境を作っていこう。
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先生のお話は、“古き良き文化や知恵を若い世代に伝えながら、新しいことも取り入れて時代に合った活動を行っている”婦人会活動にも通じるものがありました。
私たち婦人会も、次の世代へ最高のバトンをつなげれる活動を、模索しながらも頑張っていきたいと思いました。
村中元先生、本当にありがとうございました。
✿ 情報交換
各市町の会長より、各地区の活動報告がありました。
<報告内容>
*宇和島市* ~思い出を大切にしてつながる力「過去から現在、現在から未来へ」~
〇 施設訪問 季節の行事
〇 地域学校協働活動
・ シトラスリボン運動
・ 郷土料理づくり
*八幡浜市* ~今 できること~
〇 婦人会情報の発行
〇 花いっぱい運動
〇 SDGsブローチ
*西予市* ~つながり 支え合い 学び合うために~
〇 福祉学習会 免疫力アップ体操
〇 環境学習会 ジオサイト学習
*大洲市* ~新たな出会いを、一歩、前向きに~
〇 えひめよさこい祭り
〇 PTA合同研修(女性リーダー研修)
〇 新型コロナウイルス感染症予防や拡大防止の講習
〇 校区外への福祉施設訪問
*鬼北町* ~シトラスリボン運動~
〇 シトラスリボン運動
〇 国道、地域の道路清掃
*愛南町* ~コロナ禍に振り廻されないために~
〇 シトラスリボン運動
・ 小学校、中学校での活動
〇 防護服作成・贈呈
✿ 閉会行事
南予地区の閉会行事も、県教育委員会 社会教育課の婦人会担当の先生より講評をいただきました。
講評では、活動報告についての感想を各地区ごとに述べられ、参加者からは、「各地域の活動の良さがとてもよく理解できました」「これからの婦人会活動の励みになりました」との声が聞かれました。
先生、みなさんの力が出るような講評をありがとうございました!
そして3地区での大役、本当にお疲れ様でした!
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今回参加していただいたみなさま、
県・市教育委員会、大洲市連合婦人会のみなさま、
その他たくさんの関係者様、
本当にありがとうございました!
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