報告が大変遅くなってしまったのですが、
7月7日(金)に鬼北町の広見体育センターにて、令和5年度南予地域婦人教育研修会を開催しました。
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<内容>
✿ 会場内
この日は七夕です。笹飾りが受付でお出迎えしてくれました♪
会場内には、鬼北町連合婦人会の会員さんの作品も展示されていました♪
✿ 配布物
参加者のみなさんには、鬼北町らしい配布物が用意されていました♪
✿ 開会行事
<ご来賓様>
鬼北町長 兵頭 誠亀 様
南予教育事務所長 藤原 泰幸 様
公務ご多忙の中、研修会にご臨席いただきまして、本当にありがとうございました!
✿ 講演 「 等妙寺の歴史と鬼ヶ城の伝説 」 鬼北町教育委員会 教育課 課長補佐 幡上 敬一 氏
町教育委員会教育課の幡上氏に、国指定文化財である等妙寺の歴史や魅力、鬼北町の町名となっている鬼の起源や逸話について講演いただきました。
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○奈良山等妙寺の開山に関わったとされる理玉和尚や、当時の戒律復興に尽力した人々の思いが、等妙寺に込められている。
○鬼北町が鬼ヶ城山系の北に位置していることから名付けられた町名であることに加え、鬼のモニュメントに名付けられた「鬼王丸」が、等妙寺旧境内に関わる「等妙寺縁起」という古文書に登場する「鬼王段三郎」に由来した名であることなど、等妙寺と鬼北町の深いつながりについて。
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参加者からは、「文化財や歴史の奥深さを感じ、学ぶことができた。継承していくことの難しさと大事さを実感した。」「以前から鬼北にはすばらしい史跡があるとは知っていたが、今回詳しい話が聞けて大変よかった。歴史的価値の素晴らしさに触れることができた。」「以前鬼北町にご縁があり、その当時等妙寺の見学に行ったことがある。その後調査が進んでいることが分かり、もう一度訪ねてみたいと思った。立派なお寺だったということが分かった。」など、伝統文化を引き継いでいくことの大切さや、伝統文化が根付く地域を大切にしていくことの重要性や難しさに気付かされたという感想が多く寄せられました。
そして、そのような伝統文化の継承に地域の婦人会の存在が欠かせないという幡上氏の言葉から、改めて婦人会活動の重要性を考えさせられる良い機会となったと思います。
また、参加者の各テーブルには、様々な鬼のモニュメントが展示してあり、講演の内容と相まって参加者の心を魅了していました。
幡上様、ご多忙の中ご講演ありがとうございました。
✿ 情報交換(グループ協議)
参加者を12のグループに分け、6~9名ほどの小グループの中で、「婦人会活動の魅力を伝えたり広めたりしながら、いかにして次世代に引き継いでいくか」というテーマで協議を行いました。
各地域の婦人会で取り組んでいる活動内容を紹介し合ったり、活動の中で感じている悩みや不安を共有したりしながら、どのグループでも熱心に協議が進められていました。
協議の中では、「ボランティアでは、できる活動を、できるときに、できる人が行い、無理強いをしない」ことや、「賛助会員を募り、活動に参加する人数を増やす」ことなど、様々な具体的な工夫が提案されました。
また、フェイスブックやインスタグラムなど、若者が触れる機会の多い媒体を使った広報活動のアイデアも出され、会員の減少や高齢化に対する様々な打開策も話し合われました。
参加者からは、「各婦人会の取組の一端が聞けて、参考になるところがあった。」「次世代へどうつなげていくか、新会員の入会が少ない中、活動を見直していく必要があると思われる。」「やはり学校・地域との密な関係により活動ができる。次世代につなげていくよりよい場である。」など、今後の各地域での婦人会活動の参考や活力になる成果が得られた様子がうかがえる感想が多く寄せられました。
✿ 閉会行事
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今回の南予地域婦人教育研修会のためにご尽力いただきました、
県・市教育委員会、鬼北町連合婦人会のみなさま、
その他たくさんの関係者様、
本当にありがとうございました!
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<おまけ>
✿ふるさと市
実は南予地域でも、研修会のあと「ふるさと市」が開催されました♪
南予地区のふるさと市も大盛況!
たくさんの方がお買い物をして帰っていました!!
県連婦のM副会長さんは…何袋も抱えて帰られていましたよ(笑)