令和5年度 東予地域婦人教育研修会!


報告が大変遅くなってしまったのですが、

7月5日(水)に西条市の丹原文化会館にて、令和5年度東予地域婦人教育研修会を開催しました。

 

*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*

<内容>

✿ ロビーにて

 

ロビーではコロナ禍では出来なかった「ふるさと市(産直市)」の準備がされてました。

トマトやきゅうり、蒸しパン…

 

 

…それにお饅頭等々が並んでいました♪

いつもは受付時から販売しているのですが、今年のふるさと市は研修会が終わった後のお楽しみとなっていました♪

 

 

✿ 開会行事

 

<ご来賓様>

 西条市長     玉井 敏久  様

 西条市議会議長  坪井 剛   様

 

 公務ご多忙の中、研修会にご臨席いただきまして、本当にありがとうございました!

 

 

 

✿ 講演 「 地域で生きる・地域で支える 」  (有)リベット 取締役  池内 大輔  氏

 

今回は、介護施設「デイサービス 池さん」を経営している池内氏に講演をお願いしました。

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

○老いていく祖父の目を見られなかった若い頃の後悔が、温かい思い出として今を支えてくれている。辛い思い出が先に立ちがちであるが、その部分だけで人の人生を考えないでほしい。

○施設を利用する人にも、そこで働く人にも、様々な人がいる。どの人も、その人を丸ごと受け入れることを大事に思ってきた。「一人一人違って当たり前」と言うのは簡単であるが、目の前の一人一人を、一人の人間として受け止めようとしているだろうか。

○「老い」は「病」ではない。

○かつては自宅で亡くなる方がほとんどであった。家庭内で誕生も死も見守ってきた。それが、病院に移り、施設に変わってきた。人生の終わりに手をつなぐ、思いを寄せる。自然な死がどのようなものだったか考えてほしい。

○人生の最終章をどう過ごすか。「地域で生きる」とは、「地域で支える」とは、人としての最期を人としての生き方として考えてみてほしい。

○死は、決して悲しいだけのものではない。「いい人生だったよ」と死を通して教えてくれる、命を懸けて教えてくれていると自分は考えている。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・


池内さんのこれまでの経験や関わり、何より「人生の終わりをどう過ごすか」「身近な人の終わりをどう看取るか」という内容に引き込まれ、講演時間があっという間に感じられる充実した時間でした。


実際に施設を利用されていたご夫婦の記録映像も観させていただきました。

身近な人と重なり、涙を流す方も多く、人としての生き方を考える貴重な示唆を得ることができ、参加者からのアンケートにも感動と感謝の言葉が多く記載されていました。


 

池内様、ご多忙の中ご講演ありがとうございました。

 

 

 

✿ 活動報告・情報交換

*活動報告*:今治市連合婦人会「できることを できる形で」

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

○今治市連合婦人会は、昭和48年には15地区6,800名の会員がいたが、今年度は10地区523名となった。地区数、会員数共に減少したが、「今できることを できる形で」を合言葉に、「心あたたまる地域をめざして」活動を進めている。

 

○各地区の特徴を生かし、子どもたちや子育て世帯の若者、高齢者など、様々な地域の方と一緒に、多様な活動に取り組んでいる。また、市連合婦人会として、レクリエーション大会や研修会など、幅広い学習も行っている。

 

○様々な課題を抱えているが、知恵と工夫を出し合いながら、地域社会のために活動を続けていく。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

今治市連合婦人会の代表者のみなさん事例発表ありがとうございました♪

 

 

 

*情報交換*

 

○四国中央市でも「できる時にできることを、できる範囲で」を合言葉に、こつこつ地道に活動を続けていきたい。SDGsの視点からも、男性も含め周囲のいろいろな方を募って活動していきたい。


○他の地域の具体的な活動を教えていただけて有り難い。自分たちの地域にはない活動がたくさんあった。特に、婦人会員以外の地域の方と一緒に活動していることに感銘を受けた。息の長い婦人会活動にしていきたい。

○伝統を大切にしながら、新しいことにも挑戦していくには、皆で力を合わせることが大切。それぞれができることで協力をし合おう。

○自分たちとしては同じことを繰り返しているだけだと思っていたが、「相手は毎年異なっている」「続けていくことが大切」だと応援の言葉をもらえて嬉しかった。会員数が減り、維持することも大変だが、子どもたちや地域の方と関わり、楽しく実践することが大切だと感じている。人と集い、関わり合うことに若さの秘訣がある。
 
○子どもたちと一緒に活動しているのがとても良かった。準備して食べさせるだけでなく、「一緒に作る」ことに挑戦してみたい。

○できる時に、できることを、みんなで続けていこう。

 

 

 

 

✿ 閉会行事

 

閉会行事では、県教委社会教育課婦人会担当の先生より講評をいただきました。

先生!だいぶ慣れてきましたね(笑)

 

 

*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*

 

今回の東予地域婦人教育研修会のためにご尽力いただきました、

県・市教育委員会、西条市連合婦人会のみなさま、

その他たくさんの関係者様

本当にありがとうございました!

 

*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*

 

 

<おまけ>

この研修会が終わった後の、ふるさと市の様子です。

 

 

めちゃくちゃ大盛況でした(笑)

 

 

2023年12月26日